いよいよ冬がやってきました。
朝、ゴミを出しに行くのも躊躇するようになってきましたね。
朝晩の急な冷え込みに体調を崩しそうになったり、身体が硬くなっているのを感じたりしませんか？

部活などではオフシーズンで運動量が減っている、あるいはその逆で冬季トレーニングで負荷がむしろ増しているなどチームによって色々だと思います。
そんな時期だからこそ「肉離れ」のリスクが高まります。
今回は、急な寒さがもたらす肉離れの危険性と、その予防についてお話しします。

なぜ寒いと肉離れが起こりやすいのか？
気温が低いと、私たちの身体には次のような変化が起こります。

①筋肉が硬くなる
寒さで筋肉が冷え固まり、柔軟性が失われます。柔軟性を失った筋肉は、急な動きに耐えきれず、断裂しやすくなります。

②血行が悪くなる
寒さで血管が収縮し、血流が悪くなります。筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、疲労物質も溜まりやすくなるため、筋肉のパフォーマンスが低下します。

③ウォーミングアップ不足
寒い日は、つい準備運動がおろそかになりがちです。しかし、体が温まっていない状態で急に負荷をかけると、筋肉がその動きに耐えられず、肉離れにつながります。

《肉離れを防ぐためのポイント》
オフシーズンでも安全に身体を動かすために、以下のポイントを意識しましょう。

1.【 いつもより入念なウォーミングアップを！】
寒い日や、久しぶりに運動をする際は、いつも以上に時間をかけてウォーミングアップを行いましょう。ゆっくりとしたジョギングや、関節を回す動きで全身を温め、筋肉の柔軟性を高めます。

2. 【身体を冷やさない服装選び！】
運動中は汗をかいても、その後の急な冷えが身体を硬くします。汗を素早く吸い取る素材のウェアを選んだり、重ね着で体温調節をしたりと、身体を冷やさない工夫が大切です。

3. 【運動後のクールダウンとケアを忘れずに！】
運動後のストレッチも重要です。温まった筋肉をゆっくりと伸ばし、疲労回復を促しましょう。また、日頃から湯船に浸かって身体を温めたり、マッサージボールなどを活用したりして、筋肉のコリをほぐす習慣をつけることも効果的です。

まとめ
オフシーズンの急な冷え込みは、肉離れのリスクを高める要因です。油断せずに、入念なウォーミングアップと適切なケアを心がけ、怪我なく健康に過ごしましょう。

急な痛みや違和感がある場合は、無理をせず、南勢はりきゅう接骨院へどうぞ！